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THEORY -理論-

THEORY -理論-


 裸石としての宝石は、市場の流通価格の変動に影響されながら、比較的安定価格を保持しようと努め、誰に対しても気に入られる客観的価値を持ったものとして市場に現れます。1カラットのダイヤモンドのカット石はそのグレードに差異があっても、ダイヤモンドに与えられている歴史的、社会的な評価と当面の市場相場からの評価額で市場に現れています。
 他方、デザインされ製品としての外観を持ったダイヤモンドの指輪は、個人的趣向に価値が移行して所有されるために、どんなに優れた宝石が取り付けられていようとも、それを買い求めようとする人の個人的で主観的な価値で評価されます。


              『紫式部2』

 つまり装飾品としての形を持ったジュエリーは、使う人の個人的なキャラクターや、身体に似合うか似合わないか、ということに価値の基準がおかれるのです。したがって飽きるというのは実は宝石に対してよりもデザイン、加工技術を含むジュエリーに対してであります。デザインフォルムや制作の工芸的なテイストに、ユーザーの趣向がずれてくるので飽きるのです。・・・つづく。


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