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EXAMINATION D -考察-

EXAMINATION D -考察-


 中国産の淡水真珠は1985年ころを境にして価格が下がりだしました。業者間の取引価格は、1年で半値以下になり、3年後には10分の1になってしまったのです。しかもこれを百貨店やスーパーなどの宝石売り場が、催事用の客寄せ目玉商品として大量に販売しダンピングしたため、ジュエリーとしてのイメージが失われて雑貨品のイメージへ転落してしまいました。
 近年これほどまでにジュエリーのイメージを壊し価値を低下させたものはありません。繰り返しますがジュエリーの価値は所有者の個人的な考えに因るところが大きいのです。Case Dの淡水真珠は、それが売り手の催事用客寄せ商品として、安売り競争の具にされる前は、ジュエリーとしての一定の座を保持していました。しかしジュエリーといえども、それが安売り商品としてたたき台に乗せられ、店頭やチラシ広告に大量に出回ってしまうと、もはやジュエリーとしての希少性や高級感を消失させられるのです。

  『フェザーリング』

 このように市場相場の変動は、すでに持っている自分のジュエリーの価値に容赦なく影響をあたえ、その個人的な価値のイメージを高めたり壊したりします。自分のジュエリーの価値を外的な事情の如何に関わらず不動な物として持ち続けるには、どのような買い方をしたら良いのでしょうか。
 ジュエリーを購入する前に分析すべき三つの条件について既に述べましたが、これを補足しながら再度検討してみましょう。
・・・つづく。




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