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STRUCTURE -しくみ-

STRUCTURE -しくみ-


 ジュエリーの元値がどのように決まるかは、一般的には明快です。原石やカットされ研磨された宝石の価格、使われた地金の価格、デザインを含む加工代であります。しかし複雑なのは、これらに対する評価が取引業者たちの好みやニーズの強弱によって異なるために、一律にはいかないことです。それは、宝石の品質についてのグレード評価や製品に仕上がった際のデザインと加工技術の良し悪しが、少なからずそれを扱う会社や個人の主観的な判断に依存しているからです。
 さらにメーカーやブローカーが営業上どのような販売戦略で展開するかによって、そのジュエリーにかけるコストが違ってきます。例えば、量販を目的とした販売企画であるのか、オリジナルな逸品ものとして展開していくのかによってデザインも、生産経費も、販売経費も違ってくるのです。


             『美味』

 ジュエリーの卸値がどのようにして決まりその価格に差異があるとしても、小売店にとっての仕入れ価格は、仕入れ原価として小売価格の決定や実際の販売価格に対し、侵食しがたい確固とした、神の座として存在するのです。仕入れ原価と経費と利益が合理的なものであれば、そのジュエリーの小売価格は理にかなったものであります。小売店がのれんを守り、信用を伸ばそうとすれば、この合理的な小売価格を正価として守りぬくでしょう。そして正価のついたジュエリーが高いか安いか、あるいは納得価格か否か、という事は買い主の価値観や事情に因るのです。
・・・つづく。




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