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SYMBOL -象徴-

SYMBOL -象徴-


 商品は交換価値のほかに、所有者が手にして初めて実現する使用価値というものがあります。交換価値や使用価値は、ジュエリーはもちろんのこと、生活物質が持っている価値の二面性です。
 自分が使っているジュエリーを嫌いになったり、飽きたりするのは、使用価値に付着している個別的で具体的なイメージに対してであります。またこの特殊で個別的なイメージを払拭したり、変更したりするのがジュエリーのリフォームといえます。 そして使っているジュエリーに愛着を持ち続けている限り、そのジュエリーは着けている本人の存在そのものを表現している象徴物となるのです。それは、着けている人の生き方や主張、こだわりや思い入れ、記録や思い出を表現している〈ことば〉とみなしても良いでしょう。


             『生命の源うら』

 他人にとってはどうでもよいと思われるジュエリーとの特殊な関係が所有者本人にとっては価値の本髄なのであります。人の存在を形象するジュエリーは所有者の個人的な出来事や思いをストーリー化してしまい、そのストーリーを〈ことば〉に凝縮してジュエリーの中に刻印してしまいます。したがって所有者はこの〈ことば〉をジュエリーの価値としてとらえるのです。そしてこの価値は所有者にとっては極めて重大な何事にも代えがたい価値ですが、他人にとっては何の意味も価値も持っていないものであるわけです。
・・・つづく。




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