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RETAIL -小売業-

RETAIL -小売業-


 実際にジュエリーを使用するエンドユーザーにとって、満足のいく物を手にする場所は小売店からであり、小売業者を介してです。つまり小売業こそが宝飾業の最前線であるといえます。ここだけがユーザーとメーカーの接点であり、具体的なユーザーの感性、生活スタイル、ライフポリシーなどを、制作されるジュエリーに還元させることが小売業務です。
 そして、当面する時代のジュエリーがどう求められているかを最も良く捉えることが出来るのが小売業です。小売業を発展させること、つまり小売業からの情報が質の高いものになればなるほど、メーカーで質の良いジュエリーが出来上がります。したがって宝飾業の指標は小売業が掲げるものです。メーカーや卸問屋やデザイナーは小売業の方向を向いていなければなりません。小売業の情報から商品の企画や制作にはいっていくのが、ユーザーにとって満足のいく製品を作ることになるのです。


  『ヴィー2』

 ところが日本の現状は小売店に商品開発の自立性が無く、ユーザーの感性を製品化する能力の点で実にひ弱です。その為、メーカーやデザイナーが一人歩きしてしまっているのが現状であります。現実に小売店に並んでいるジュエリーはほとんどメーカーやデザイナーが一方的に制作した物であり、小売店の情報が多少なりとも盛り込まれているものを見つけるのは大変難しい。
 繰り返しになるが、実際にジュエリーをつけるのは小売店での買い物客であり、この買い物客のニーズがジュエリーに取り込まれなければ、満足度の高い製品は出来上がりません。小売業務を豊かに育てあげることがメーカーやデザイナーの使命でなければなりません。

・・・つづく。





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