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OWNER -所有者-

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 婚約リングに用いられるダイヤモンドは、そのほとんどが石の品質に価値の重要性をおいてきました。そこでダイヤモンドはその輝きを最もよく引き出すために、また中央に留めてある石が目立つようにするため、その石の周りのデザインを出来るだけシンプルに抑える〈立て爪〉という腰の高い6本爪に石留めされてきたのです。
 しかし宝石の石そのものをよく見せようとする立て爪リングは、実際に指にはめて使用するには、誠に不都合なデザインです。指から極端に突出するその腰高の作りのため、使用するときの動作に実に邪魔で、また着ている洋服やストッキングを傷つけやすいのです。使いやすさという面から見ればこれほど使いにくいものはないといえます。


            『蝶ちょ2』

 一般的に婚約のシンボルとして用いられるようになった立て爪のダイヤモンドリングは、結納で贈られてから後、どのように使用されるか推測できます。それが使用されるのは、カップルで招待されるフォーマルな席ぐらいなものでしょう。したがって立て爪のダイヤモンドリングは、どちらかというと使用することを目的につくられたジュエリーというよりも、まさに婚約の証として所有することを目的としたジュエリーといえます。
・・・つづく。



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