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EXAMINATION A -考察-

EXAMINATION A -考察-


 Case Aの婦人が教示しているもうひとつのことは、ジュエリーというものはつかう人のニーズから制作されると、実に感動的な作品に出来上がるものであるということです。しかし一般に市場に出回っている種々多様のほとんどのジュエリーはメーカー側の営業理念から制作されているものです。メーカーの理論というのは利潤の追求であり、その確保であります。

『knock-knock21』

 企画アイテムを一定量制作し販売するのにどれだけのコストがかかり、商品価格をどこに設定するかなど、市場や消費者のニーズを推測してから製造にとりかからなければなりません。コストを低く抑えるには量産せざるを得ないと同時に工賃を抑えなければなりません。手間を省けば製品としての品質は低下してきます。
 ところがメーカーが消費者のニーズや消費動向を捉え、新商品の制作企画に取り入れる場合、個々人の趣向やCase Aの婦人のような装いのニーズまで捉えることは不可能であります。また、たとえ捉えたとしてもそれを量産というメーカーの企画に組み込むことはできません。メーカーが捉えることができる消費者のニーズというものは、一般的で平均的なトレンド、どのデザインが飽きられて、どのように作れば新鮮に受け止められるか、という観測データです。

・・・つづく。





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