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GOLD -金-

GOLD -金-


 物や商品には交換価値と使用価値があり、物の具体的な使用価値が抽象化されて交換価値の姿が強調してくるとその物品は貨幣に近づいていきます。つまりリングという使用価値が消えてインゴットという流通商品に生まれ変わると、インゴットは自分以外のどのような商品とも交換可能な交換価値を持った物として商品取引に君臨します。そしてインゴットは純金のコインに姿を変えて貨幣になります。

  『Birth2』

 この貨幣誕生を理論的に解明して見せてくれたのはK.マルクスです。物には使用価値と交換価値が内在しているが、その物の使用価値が過剰になるか不要になると次に交換価値が頭を持ち上げてきます。つまり所有者にとってある特定の物が不要となったり、ひとつで事足りているので二つ目は要らないと言う場合、他者の持っている物と交換しようとして交換価値が表面化します。
 この交換価値を集約的に相対化したものが貨幣であるが、この貨幣誕生に歴史上最も貢献したものがゴールドであったというわけです。
 このような意味でジュエリーは日常の物品の中では最も交換価値の高いもの、貨幣に近い物であるといえます。金のリングは地金として貨幣に近い交換価値を持ち、製品としては指につけるという使用価値を持っています。この二つの価値は社会状況に動かされながらそれぞれの価格をもって取引されます。

・・・つづく。





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