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RUINOUS -成れの果て-

RUINOUS -成れの果て-


 ジュエリーを買い求め、後になって失望感に悩まされるのは、衝動買い、付き合い買い、見栄買いなど自分自身の放漫な消費態度が原因であることが多い。ジュエリーを買い求めるときに、そのジュエリーとの最初のストーリーが出来上がります。したがって最善のストーリーでジュエリーと出会い、最善のストーリーでそれを買い求めることが何よりも重要なことです。
 亭主の浮気の腹いせにジュエリーを買い求めれば、その時の不快感のストーリーがジュエリーに刻印されてしまうのです。
 飽きてしまってリフォームやリメイクに持ち込まれるジュエリーのほとんどが付き合い、見栄、衝動的に買い求めた商品です。良いストーリーを持っていないジュエリーがどんな惨めな状態になるかは枚挙にいとまがありません。そのようなジュエリーを手にすると、必ずやどの婦人達も月の明けぬ内に飽きてしまうのです。そして、着けずにしまい込んでおくだけでなく、見る事さえも嫌になってしまうのが実情です。


  『スプラッシュ!』

 宝石やジュエリーには良くも悪くもストーリーが纏いついてしまいます。例えば別れた彼の思い出が愛用してきたジュエリーに纏いついているとすれば、それらのジュエリーを始末してしまいたい衝動にかられるのは当然の事でしょう。
 宝石やジュエリーは、食べ物や住まい、衣類と違って恒久的な物であります。そのためにジュエリーという物についているストーリーも恒久的なものになる。このストーリーの持続性が良くも悪くもジュエリーを特徴付けている本質です。
 ジュエリーがそのオーナーを勇気づけもすれば、消沈させもするというのは、ジュエリーに刻印されている思い出や記録のストーリーのためです。人をプラス志向に高めもすれば、マイナス志向に落ち込ませもするのがジュエリーであるのです。
 したがってジュエリーを持つということは、日常の中で実は極めて注意深く、慎重でなくてはならないことなのです。最善のストーリーで買い求め、そのストーリーを持続することが重要です。

・・・つづく。





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