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EXAMINATION A -考察-

EXAMINATION A -考察-


 Case Aの婦人はフランス料理とダイヤモンドのリングを天秤にかけたような物です。口から入れた物は、快も不快も一晩で消えうせるが、ジュエリーは一生の間、快もしくは不快のイメージが付きまとうのです。これを計らずに付き合ったのは買い手の不手際でしょう。そして自ら招いた不愉快であるから他人を責めることもできず、逆に付き合わされたジュエリーのほうが迷惑というものです。

『ゴールデン』

 ジュエリーとて石の結晶だけで出来上がっているわけではなく、デザイナーと職人の技の結晶で出来上がっているのだから、それをつくった彼らに対して無礼であります。買い求められたダイヤモンドにしてみれば、別の婦人をオーナーに迎えたほうが幸運であったといえます。
 自分の指に気持ちよく馴染むかどうかという単純な判断力さえも失ってしまうようでは、確かなものを選び抜くことはできません。宝石展示会場の雰囲気で、買い手は見てくれや見栄で品物の選定をしやすいものです。付き合い、見栄、義理や不用意などで商品を買い求めれば、その買い方がストーリーになって後々までもその持ち主に負の影響をあたえ続けます。

・・・つづく。




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